2月23日 (5) ガガーリン像
カローメンスコエ駅から2号線(緑線)でパヴェレツカヤ駅、オクチャーブリスカヤ駅と乗り換えて、レーニンスキー・プロスペクトへ。
ここに、僕がモスクワでぜひぜひぜひぜひ見たいものがあるのだ。
それは…ガガーリン像。
1961年4月12日に地球史上初めて宇宙へと行った人類。初めての地球人。ユーリ・ガガーリン。
その彼の像がレーニンスキー・プロスペクトを降りた所にある、と言うならば、現代文明の恩恵を受けている人類の一員としては、これは拝んでおかない訳には行くまい…と思って、ガガーリン像を見に来た。
駅を降りて、吹雪の中を抜けていくと…あった。
まじかー。人類で初めて宇宙に出た人物の像が、これかー。
70年代だ。レトロフューチャーだ。なんかとても、懐かしき久美沙織の小説MOTHERを思い出した。
これはすごいなー。
吹雪の中に屹立する柱。そのてっぺんで胸を張るガガーリン像…。
まぁ、その、初めて宇宙に行った彼の像なんだから、それが今後のスタンダードになるのだ…と言われたら納得するかもしないかもするかもしないかも…やっぱしない気がする。
と言う訳で、いろんな意味で見れて良かった、ガガーリン像。これはすごい。
ガガーリンが乗った宇宙船はВОСТОК(ヴァストーク)。この意味は「東」。これは、「夜が東の空から明けるように、新しい時代を明ける」と言う意味が込められていると聞いた事があるっけ。
こんなに感動的なのになぁ。
ちなみに、地球上の生物で始めて宇宙に出たのもソ連の犬。
クドリャフカ。クド。野良犬だったとか。
モスクワの駅構内に野良犬が多い。
外は寒いから、駅構内に潜り込んでるみたい。
吠える訳でもなく、何をする訳でもなく、ただ寝てる。
おとなしいと言うかぐったりしていると言うか。
でも、クドも野良犬だったんだよなぁと思うとなんともかんとも。
で、凡さん作のクドの何度見ても泣けるflashムービーはこちらに。
http://ubonpage.at.infoseek.co.jp/kudryavka/Kudryavka.html