2月25日 (2-1) クレムリンで散歩 (1) 聖堂広場へ

クタフィア塔のわきのチケット売り場でチケットが買える。クレムリンに入るには50ルーブルで、奥にある博物館「武器庫」に入るには70ルーブル

地球の歩き方とかによると、荷物を預けなくちゃならないとか、写真を撮る時には写真を撮る用のチケットを買わなくちゃならない…と書いてあったけど、特にそういうことはなかった。廃止になったのかな?

クタフィア塔から、クレムリンを囲む城壁に立つ望楼の中で一番高いトロイツカヤ塔をくぐって、クレムリンの中へ。
塔の上に赤い星が輝くトロイツカヤ塔は高さ80メートルもあるそう。高さに圧倒される。
19世紀にはここからナポレオンがクレムリンに入場して、そして敗走したそうですね。入ったわきにはナポレオン軍から奪った大砲とかが並べてありました。


左側の元老院とか大統領官邸には近づけないで右の方へ。
衛兵がにらみをきかせていて、ちょっとでも近づくと、ピピーと笛を吹いて警告してました。

パトリアーシェ宮殿のわきを通って、「大砲の皇帝」「鐘の皇帝」「イワン大帝の鐘楼」を見学。

大砲の皇帝

大砲の皇帝は、1586年にアンドレイ・チョホフによって鋳造された大砲で、当時としては世界最大の口径890mm、重量40トン。弾丸は19世紀に作られたもので、1つ1トンだとか。幸いなことに今まで一度も発砲されたことは無いけど、大砲は大統領官邸にむいてる…いいのかしら?


大砲の皇帝。大砲の下でにらみをきかせるライオンがちょっと情けない顔をしている(苦笑)


困ってないかな?重いの支えるのは苦手なんですわ…みたいな。

大砲の皇帝と。こんなに大きいんです。

鐘の皇帝

鐘の皇帝は1735年に完成。高さは6mもある。重さはなんと200トン。鐘の皇帝を鋳造していた時に火災が発生して、慌てて水をかけたら割れてしまったという、その時のかけらが手前には置いてありました。このかけらだけで11トン。


これもまた、で、でかい。

かけらだけで大きさは人より大きい。

イワン大帝の鐘楼

1500年代に、イワン雷帝の治世に作られた当時最大の建物。高さは81メートル。イワン雷帝はこれより高い建物を建てることを禁じたんだそうな。


高くて写真に入りません。



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